【MHW】モンスターハンターワールドをプレイするなら回線環境を整えよう!知っておきたい回線基礎知識

「ICEBONE」大型アップデートとなったモンスターハンターワールド。

そんなモンスターハンターワールドはオンライン環境が必須です…。

PS4だとPSPlusへの課金が必須ですし、Steam版も基本オンラインゲーです。

オンラインゲームをやるにはインターネット環境は必須ですが、ネットの環境と言われるとそこまで自信がないという方も多いのではないでしょうか?

オンラインゲームは自分だけでなく、画面の向こうに別のプレイヤーがいるので、通信環境が整っていないと、エラーやラグで迷惑プレイヤーと思われてしまう危険性もはらんでいます。

そんなことが無いように、可能なら安定した環境でストレスなく遊びたいところですよね!

そこで、このページではMHWを快適に遊ぶために、知っておきたい回線周りのことについて紹介していきます!

MHWをオンラインマルチで楽しむために

モンハンといえば、みんなでわいわいやるのが醍醐味ですよね。
もちろんMHWでもマルチプレイは健在です。

MHWはアクションゲームなので、整っていない回線を使っていると周りに迷惑をかけてしまいます。

そんなMHWの推奨回線環境は、以下の通り。

MHWのインターネット推奨環境
推奨環境 回線速度:約100Mbps
Ping値:50以下

大事なのは「回線速度」「Ping値」です。

それぞれについて解説していきます。

オンラインゲームで嫌われる回線とは?

  • 「回線落ち」
  • 「ラグい」

オンラインゲームを遊ぶ際に、周りに迷惑をかけてしまう2大行為です。

基本的には、この2つのポイントさえ避けておけば、オンラインゲームをプレイする上ではまず大丈夫と言えるでしょう。

そもそも、「回線落ち」や「ラグい」という状況はどのようにして起こるのでしょうか?

回線落ちの原因はどこにある?

回線落ちの原因は、回線の不安定さに関係しています。

例えば、Wi-Fi環境や、スマホテザリング環境では回線が不安定とよくいわれますよね…?

これには2つの原因が考えられます。

原因1:回線速度がそもそも足りていない

回線速度(帯域)は、回線の太さを表しています。通常、回線速度○○bpsと表記されているのはこの数値になります。

実は、オンラインゲームをする上では50Mbpsを安定して出していば充分プレイできる場合が多く、ADSLやCATV系回線でもなんとか遊ぶことは可能です。

とはいえ、情報を大量に送り込むには、回線速度が速い=帯域が太い回線のほうが有利になるので、なるべくベストエフォート値の高い回線を選択したほうが良いです。

というのも、個人向け光回線サービスは「シェアドアクセス方式」で提供されていることがほとんどです。

「シェアドアクセス方式」は、1本の光ファイバーを複数人(8×4=最大32分岐)でシェアしているので、元の物量が多い(ベストエフォート値が高い)ほうがひとりあたりが利用できる回線量(速度)も増えます。

逆に言えば、元の回線速度が遅すぎると、オンラインゲームが可能な速度を維持できず、回線が切断=回線落ちしてしまう可能性が増えてしまいます。


ペットボトルの容量(回線速度)が多いほうがシェアするとき有利!

つまり、回線速度が速い(帯域が太い)と、

回線速度の極端な速度低下が減る

回線の安定性が保たれる

回線落ちのリスクが減る

という方程式が成り立つので、なるべくベストエフォート値の高い回線を利用したほうが良いと言えます。

[st-midasibox title=”管理人オススメ光回線” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”] [st-kaiwa2]少しでも速い回線にこだわりたいならNURO光がオススメです。[/st-kaiwa2]

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下り最大2Gbpsは、現時点でNURO光のみです。

オンラインゲームをする上で、

  • 回線速度が原因で損している。
  • 優位性・安定した光回線を利用したい。

なら、絶対にNURO光がオススメ。

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[/st-midasibox]

原因2:ネット周辺機器が整っていない

例え、速い回線を利用していても自宅のネット環境が整っていなければ、十分な速度が発揮できない場合があります。

これは、有線で接続しているか、無線で接続しているかで対処方法が変わるのですが、おおよその対策としては以下のとおりです。

有線で遅い理由

ゲーム機器を有線接続で利用している方で、回線速度が遅い理由は、

  • 最適なLANケーブルを利用していない。
  • ゲーム機・PCのLANポートが古い。

上記の可能性が考えられます。

有線LANで遅いな?と感じたら

有線接続でおさえておくべきポイントは、LANケーブルとLANポートの規格です。

有線LAN・LANポート規格
LAN規格 最大通信速度 伝送帯域 対応LANポート 対ノイズ性能
CAT5e 100Mbps 100MHz 1000Base-T/100Base-T/
10Base-T
×
CAT6 1Gbps 250MHz 1000Base-TX/1000Base-T/
100Base-T/10Base-T
CAT6A/e 10Gbps 500MHz 10GBase-T/1000Base-TX/
1000Base-T/100Base-T/
10Base-T
CAT7 10Gbps 600MHz 10GBase-T/1000Base-TX/
1000Base-T/100Base-T/
10Base-T
CAT8 40Gbps 2,000Hz 40GBAse-T/10GBase-T/
1000Base-TX/1000Base-T/
100Base-T/10Base-T

現在、メインで市場に出回っている有線LANケーブルの規格は「CAT5・CAT5e・CAT6・CAT6e・CAT6A・CAT7」です。

オススメはCAT6〜CAT7あたりです。

CAT8も販売されていますが、既存の個人向け光回線で使うにはオーバースペック気味ですので、あえて利用する意味はありません。

LANケーブルの規格は画像の位置に表記してありますので、一度チェックしてみてください。

[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ iconsize=”100″]LANケーブルはCAT6〜7を選ぶ。[/st-cmemo]

また、端末側の対応LANポートが「1000Base-T」であることも重要です。

1000=1Gのことで、いわゆるギガビットLANネットといえば「1000Base-T」と考えてもらって間違いないです。

PS4であれば、「1000Base-T」のLANポートを積んでいるので問題ないのですが、PCでプレイしている方は注意が必要です。

お使いのPCが1000Base-Tに対応しているかをしっかりチェックしましょう。

[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ iconsize=”100″]端末側ポートは「1000BASE-T」以上で有ることを確認する。[/st-cmemo] [st-mybox title=”LANポートの確認方法” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]

マークをクリック>設定>デバイス>デバイスマネージャー>ネットワークアダプタ>「Realtek PCle GBE Family Controller」と表示されていれば1G対応

[/st-mybox]

ちなみに、「1000Base-TX」は最大伝送速度が500Mbps、「1000Base-T」は最大伝送速度が250Mbpsなので、「1000Base-TX」対応のデバイスのほうがより高速通信が期待できます。

対ノイズ性能があったほうが、電波干渉の影響を受けにくくより安定した回線速度が期待できます。

無線で遅い理由

オンラインゲーム機器を、無線接続で利用していて回線速度が遅い理由は、

  • 利用している無線LAN規格が古いもの。
  • ゲーム機・PC・スマホなどのデバイスの無線LAN規格が最速に対応していない。

である可能性が考えられます。

無線LANルーターは「IEEE802.11ac」規格を利用しよう!

無線の通信規格は、『IEEE802.11(アイ・トリプルイー・ハチマルニ・テンイチイチ)』といいます。

無線LANの規格は時代にあわせて規格の追加や修正が行われているため、複雑でわかりにくいのも事実。

近年では、とにかく高速化の技術推進が進められています。

無線LAN規格の中でも「802.11ac」は現時点で最も新しい規格であり、理論上6.9Gbpsまでの最大通信が可能となっています。

お使いのルーターが「IEEE802.11ac」以上であるかをしっかりと確認しましょう。

無線LAN規格
規格
最大通信速度 周波数帯
IEEE802.11a 最大54Mbps 5.15~5.35GHz
5.47~5.725GHz
IEEE802.11b 最大11Mbps 2.4~2.5GHz
IEEE802.11g 最大54Mbas 2.4~2.5GHz
IEEE802.11n 最大600Mbps 2.4~2.5GHz
5.15~5.35GHz
5.47~5.725GHz
802.11ac WAVE1 最大1.3Gbps 5.15~5.35GHz
5.47~5.725GHz
WAVE2 最大6.9Gbps 5.15~5.35GHz
5.47~5.725GHz
デバイス側の無線LAN規格の確認

例えば、ルーター側では、802.11ac(1.3Gbps)の通信を発信しているのに、受信側がIEEE802.11aにしか対応していないので54Mbpsしか速度がでないということもありえます。

そのため、無線LANを利用する際には、まず使用するデバイスが『a/b/g/n/ac』の、どれに対応しているかをしっかりとチェックしておく必要があります。

NURO光の速度を最大限活用するなら、子機デバイスが802.11acに対応しているとベストです。

PS4であれば『ac』に対応しているので大丈夫です。

また、デバイスがしっかりacの電波を受信しているかもチェックしておくとベストです。

ルーターによっては無線LAN電波の表記ですぐに分かります。

緑の丸の部分が規格に対応(-g→IEEE802.11g)

回線落ちの原因まとめ

もし、回線落ちで悩んでいるのなら、このようなポイントをおさえてメンテナンスしていくとうまくいくかと思います。

まとめると、

  • なるべく速い回線を利用する。
  • ネット周辺機器を整える。

となります。


速い回線ならNURO光がオススメ!その理由とは?→こちら

ラグい原因はどこにある?

ここまでは、回線落ちの原因を解説してきました。ここからはラグい原因について解説していきます。

ラグとは、サーバーとの応答時間の事を言います。

つまり、応答に時間がかかってしまうと、いわゆる「ラグ(遅延)」が起こり、プレイに支障をきたす原因になります。

ラグを防ぐには、Ping値を見ていけばその答えが見えてきます。

オンラインゲームに必要なPing値はどのくらい?

Pingのイメージ

オンラインゲームではプレイヤーの位置情報(ゲーム上での座標)をやり取りするため、Ping値はとても重要な指標です。

当然、速い(時間が短い)ほうが位置情報のやり取りを細かくできということになるので、回線環境が良好といえます。

つまり、なるべくPing値を小さくすることがオンラインゲーム・ネトゲをする上では重要になってきます。

Ping値の目安
Ping値(ms) 快適度
0〜50 快適
51〜100 普通
101〜150 ややラグい
151〜 ラグい

Ping値は100ms以下であれば、プレイ上は問題がないと言われています。

より快適な環境を目指すならPing値50ms以下を安定して出せる回線を選ぶと良いでしょう。
光回線であれば、このへんはクリアできているはずです。

更に上を目指すなら、Ping値1〜10以下の回線がベストです。

ここまでくると人の感覚ではわからないレベルですが、1フレームの差が勝敗をわけるFPSや格闘ゲームでは、研ぎ澄まされた無意識の部分で差がでてきます。
そういった極限の状態で微妙な差がでてくるかもしれません。

回線としては「NURO光」、「auひかりV・Ⅹ」であればクリアされる基準といえます。

Ping値は様々な方法で計測可能ですが、オンラインの計測システムが簡便ですので、現在の回線のPing値を調べたければ利用してみて下さい。

NURO光の速度・Ping値を測定してみた→コチラ

オンラインゲームを遊ぶために必要な回線環境

以上のことより、オンラインゲームを遊ぶ環境の目安は以下の表の通り。

オンラインゲームの回線環境目安
プレイ可能環境 回線速度:約50Mbps
Ping値:100以下
推奨環境 回線速度:約100Mbps
Ping値:50以下
最強環境 回線速度:500Mbps以上
Ping値:10以下

MHWはアクションゲームなので、推奨環境以上は確保しておきたいところ。

もし、MHW以外にFPSなどの一瞬の判断を必要とするゲームをするなら最強環境は用意しておきたいですね。

ゲームのダウンロードには速い回線のほうが圧倒的に有利!

回線速度が最も影響するポイントがダウンロード(アップデート等)です。

最近のゲームは定期的なアップデートが一般的となり、MHWも例外ではありません。

一刻も早く遊びたいという時に回線速度が遅いとアップデートに何時間もかかってしまう…なんてことがざらにあります。
そんな悲しいことにならないためにもなるべく速い回線を利用することをオススメします。

ちなみに、MHWのゲームデータは約14GBあるとされています。

ダウンロードする時間の目安としては以下の表の通り。


モンスターハンターワールド

データ容量:14GB
回線速度
(伝送効率100%の場合)
ダウンロード時間
(理論値)
10Gbps 11.2秒
6Gbps 18.7秒
5Gbps 22.4秒
2Gbps 1分52秒
1Gbps 2分8秒
500Mbps 3分49秒
250Mbps 7分38秒
100Mbps 19分7秒
50Mbps 38分14秒
10Mbps 3時間11分

ゲームプレイを動画にするなら速くて安定した回線を選ぶべき!

例えば、PS4にデフォルトで付属しているShare機能はご存知でしょうか?

もう、ゲームプレイを配信する、動画を投稿するのは誰にでも実現可能な時代となっています。

もし、ゲームプレイの動画を配信したい、プレイ動画を投稿したいと考えているなら、安定した回線を選んだ方が絶対に良いです。

安定した回線を選ぶことで、

  • 配信中の回線落ちを防ぐ。
  • 動画投稿時間を短縮できる。

といったメリットがあります。

仮に、1時間のHD動画を投稿するとなった場合、そのデータ容量は約25GBになると言われています。

[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ iconsize=”100″]参考)伊藤忠ケーブルシステム株式会社[/st-cmemo]

25GBのデータ転送時間の目安は以下の通り。

容量25GBの転送時間
回線速度
(伝送効率100%の場合)
ダウンロード時間
(理論値)
10Gbps 20秒
6Gbps 33秒
5Gbps 40秒
2Gbps 1分40秒
1Gbps 3分
500Mbps 6分49秒
250Mbps 13分39秒
100Mbps 34分8秒
50Mbps 1時間8分
10Mbps 5時間41分

可能であれば、待ち時間は短縮したいところです。

ましてや、数時間かかるなんてことがあればかなりストレスフルな環境と言っても良いでしょう。

現実的な時間を10分以内とした場合、500Mbpsを安定して出せる回線がベストチョイスと言えそうです。

まとめ

楽しくMHWをプレイするなら、少しでも整った回線環境を用意することはマストと言えます。

オンラインゲームの回線環境目安
プレイ可能環境 回線速度:50Mbps
Ping値:100以下
推奨環境 回線速度:100Mbps
Ping値:50以下
最強環境 回線速度:500Mbps以上
Ping値:10以下

もちろん、速くて安定した回線はコストもかさんでくるので、現実的に厳しいという方もいると思います。
可能な範囲でベストな選択をしていきたいところですね!

[st-midasibox title=”こちらの記事もオススメ” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

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