NURO光は、国際標準規格GPONと独自のホームゲートウェイの組み合わせにより実現した超高速光回線です。
下り最大2Gbpsを実現した、技術とはいったいどのようなものなのでしょうか?
ホームゲートウェイとは
光回線は、OLT(Optical Line Terminal)と呼ばれる基地局側の終端装置からONU(Optical Network Unit)と呼ばれる家庭側の終端装置との間でやり取りが行われます。
光回線を契約すると、必ずONUがレンタルされるのは、ONUがないと光回線を受け入れることができないからなんです。
ちなみにADSLやアナログ回線の場合は、ONUの代わりに「モデム」と呼ばれる機器がレンタルされます。
ホームゲートウェイとは、モデム/ONU、ルーターの機能を有し。固定電話による通話(IP)、FAX送受信を行う「VoIPゲートウェイ」機能も兼ね備えた機器のことです。
つまりこれ一台あれば、光回線も無線LANルーターもひかり電話も全部フォローできてしまうんですね。
表はスクロールできます
型番 | ZXHN F660T | HG8045j | HG8045D | ZXHN F660A | HG8045Q | |
サイズ | 245(H)×190(W)×38(D)mm | 230(H)×180(W)×40(D)mm | 195(H)×235(W)×30(D)mm | 245(H)×190(W)×38(D)mm | 195(H)×235(W)×30(D)mm | |
ポート | LAN | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 |
TA | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | |
無線LAN |
○ |
○ | ○ | ○ | ○ | |
規格(IEEE802.11) |
a/b/g/n |
a/b/g/n |
a/b/g/n |
a/b/g/n/ac |
a/b/g/n/ac |
|
WPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
USB | 2.0×1 | 2.0×1 | 2.0×1 | 2.0×1 | 2.0×1 | |
メーカー | ZTE | HUAWEI | HUAWEI | ZTE | HUAWEI |
ベストエフォート値は実際のところ…
光回線のFTTHサービスの提供形態は基本的に戸建てではシェアドアクセス方式、集合住宅ではシングルスター方式となっています。
シェアドアクセス方式とは、光ファイバの主端末回線部分を最大8利用者で共用する方式です。
シングルスター方式とは、一芯の光ファイバを全区間で利用する方式です。
シェアドアクセス方式による実際の回線速度は?
つまり、2.0Gbpsを最大8ユーザーで利用するというのが実際の回線速度を試算するヒントになります。
ベストエフォート値とは一芯の光ファイバに対して2.0Gbpsを提供できるということ。
それを8人で分配するということは、単純計算で、
2.0Gbps/8=0.25Gbps=250Mbps
250Mbpsが実際の通信速度に近い値といえるでしょう。
ちなみこの速度、十分速いですよ…。
シングルスター方式による実際の回線速度は?
つづいて、シングルスター方式について検証していきましょう。
シングルスター方式は8階建て以上の集合住宅に適応されます。
総戸数はマンションによって変わってきますが、8階建て1階あたり4部屋ある想定でいくと…。
8*4=32
2.0Gbps/32=0.0625Gbps=62Mbps
全室でフル稼働の場合で、62Mbpsが実際の通信速度に近い値となります。
62Mbpsは光回線としては物足りない感じもしますが、マンション契約の場合は月額料金も安いので納得するしかありませんね。
まとめ
FTTH接続は、戸建てと集合住宅で接続方式が違うため最終的な速度(末端速度)には、若干の違いがあります。
基本的に光ファイバー1本あたりにかかる費用は変わりません。
戸建ての料金が集合住宅よりも高めなのは、接続方式に違いがあるからなんですね。
ちなみに、シングルスター方式を戸建てで使うことも可能?なようですが、費用はどのくらいかかるのでしょうか?
是非、計算してみて下さい…笑
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